medio
初代ラグジュアリコットンのごぶらくTEE / medio(メディオ)
saredoがinn’n’outer(インナンナウター)として内に外に、陰に陽に、着るかたがレイヤーを重ねて一つの作品をつくるパーツとしてのあたらしい衣服のかたち、
John & Jane by saredo 。
第三弾は medio。
saredo がかんがえる、あたらしいTEEシャツのかたち。
国内紡績工場で世界最高レベルの繊維長を誇る最高級のコットンの落ちわた(未利用繊維)を6割、超長綿のヴァージンコットン(新綿)を4割で混紡したリサイクルコットン= 初代 LUXURE: COTTON(ラグジュアリ・コットン)を使用した、リアル半袖=五分袖TEEシャツ。
最高級の綿花の落ちわただからこそ可能なリング紡績での(落ちわた60/新綿40)の配合。落ちわたならではの自然なムラ感と、最高級綿花の産毛(未成熟綿)も一緒に紡いだネップ感のある表情なのに、しっとりと柔らかな肌触りにやや光沢も感じられる上質な質感。
カジュアルとラグジュアリーが共存する casual-luxe とも言うべき風合いと、心地良い循環のストーリー。
そんな物語のある原料をリング紡績糸でギリギリ引ける細さ30/1(さんまるたん)で紡績した糸を大阪の撚糸工場さんで双糸加工した30/2(さんまるそう)の糸を使って、和歌山県にある旧式の吊り編機だけにこだわり続ける工場さんで、時間をかけてゆっくりと丁寧に編んでもらいました。
編地は脇の縫い目を無くした丸胴仕様、度詰めの天竺となり、カットロスは出来るだけ減らして。厚みはちょうど nu chameau(10/1=とうばんたん) https://saredo.theshop.jp/items/53054164 と Manta(20/2=にまるそう) https://saredo.theshop.jp/items/75352201 の中間くらい。
世の中に一般的に流通している半袖のTシャツで、実は文字通り本当の意味での半分の袖(五分袖)のものはあんまりなくて、さんそで(三分袖)くらいのものが多いのはなぜ?と言う疑問から、じゃあこの生地で作ってみよう、となり、いつものようにお世話になっている東京は台東区鳥越の yohaku / ?サンカーべ のわたなべさんに相談に行きました。パターンメイキングをお願いし、シルエットはタイトではなく2サイズのリラックスフィット、襟には今回共布を使用し首回りをすっきりとさせ
yohaku さんの秋田県の縫製工場さんで何度かのサンプル修正を経たのち、丁寧に仕上げていただき、リアル半袖の五分袖TEEをつくりました。
ややルーズな着用感と洗濯を繰り返してもしっとりやわらかな極上の着心地でのごぶらく/極楽/ごぶラグを感じたり、デニムのように袖をロールアップする愉しみ(=余白)を楽しんでいただいたり。
質実剛健、削ぎ落して研ぎ澄まされたモノもカッコいいなと感じる一方、効率化が叫ばれる世の中で、徹底的に無駄を省くのではなく、無駄なものなんて実はなくて、今あるものを大切に使って楽しめる心の余裕も大事だな、とこのものつくりを通して感じました。
サブスクも良いけど、ゆっくりと。豆から挽いてコーヒーを淹れて、LPレコードに針を落として早送りせず、A、B面とも聴ける時間。自分でもなかなか持ててませんがお金より、そんな時間を持てることの方が、本当の意味での豊かさにつながるのでは。
と、少々脱線しましたが、メリヤスは、「靴下」を意味するスペイン語の「medias」やポルトガル語の「meias」が訛って出来たことばと言われています。その「medias」の半袖と言うことでスペイン語で半分を意味する「 medio(メディオ)」と名付けました。
この長くも短くもない(莫長短)な莫大小(メリヤス)のリアル半袖=五部袖TEEに袖を通していただき、この袖丈は無駄ではなかったな、愛でようかな、と半分壊れかけのメディオなオチに近づいておりますこと、薄々感じて頂けましたら幸いです。
※medio には生まれたままの無漂白、無染色、綿本来の色=生成のリサイクルコットンを使用しています。その為一度生地で洗いをかけておりますが生成のコットン特有の臭いが残っていることもあります。
これはお洗濯を繰り返す度に薄れていきます。また葉カスや綿ろうと言った元来のコットンの葉や茎、油脂分などに由来する夾雑物も染工場での精錬・漂白工程をしていない為生地の表面に残りますが、これも洗う度に落ちていきます。
丸胴で編んで、編み地を染め工場さんでソーピング+セットした生地で折り目部分が少し油分の移動(ないし少し長い期間生地を保管していた為も考えられます)で白い線状に見える箇所がある場合もございますが、お洗濯を繰り返すと他の部分の油分も薄れて目立たなくなります。1点ものをご自身で育てる感覚で愛でて頂けますと幸いです。
John & Jane by saredo 。
第三弾は medio。
saredo がかんがえる、あたらしいTEEシャツのかたち。
国内紡績工場で世界最高レベルの繊維長を誇る最高級のコットンの落ちわた(未利用繊維)を6割、超長綿のヴァージンコットン(新綿)を4割で混紡したリサイクルコットン= 初代 LUXURE: COTTON(ラグジュアリ・コットン)を使用した、リアル半袖=五分袖TEEシャツ。
最高級の綿花の落ちわただからこそ可能なリング紡績での(落ちわた60/新綿40)の配合。落ちわたならではの自然なムラ感と、最高級綿花の産毛(未成熟綿)も一緒に紡いだネップ感のある表情なのに、しっとりと柔らかな肌触りにやや光沢も感じられる上質な質感。
カジュアルとラグジュアリーが共存する casual-luxe とも言うべき風合いと、心地良い循環のストーリー。
そんな物語のある原料をリング紡績糸でギリギリ引ける細さ30/1(さんまるたん)で紡績した糸を大阪の撚糸工場さんで双糸加工した30/2(さんまるそう)の糸を使って、和歌山県にある旧式の吊り編機だけにこだわり続ける工場さんで、時間をかけてゆっくりと丁寧に編んでもらいました。
編地は脇の縫い目を無くした丸胴仕様、度詰めの天竺となり、カットロスは出来るだけ減らして。厚みはちょうど nu chameau(10/1=とうばんたん) https://saredo.theshop.jp/items/53054164 と Manta(20/2=にまるそう) https://saredo.theshop.jp/items/75352201 の中間くらい。
世の中に一般的に流通している半袖のTシャツで、実は文字通り本当の意味での半分の袖(五分袖)のものはあんまりなくて、さんそで(三分袖)くらいのものが多いのはなぜ?と言う疑問から、じゃあこの生地で作ってみよう、となり、いつものようにお世話になっている東京は台東区鳥越の yohaku / ?サンカーべ のわたなべさんに相談に行きました。パターンメイキングをお願いし、シルエットはタイトではなく2サイズのリラックスフィット、襟には今回共布を使用し首回りをすっきりとさせ
yohaku さんの秋田県の縫製工場さんで何度かのサンプル修正を経たのち、丁寧に仕上げていただき、リアル半袖の五分袖TEEをつくりました。
ややルーズな着用感と洗濯を繰り返してもしっとりやわらかな極上の着心地でのごぶらく/極楽/ごぶラグを感じたり、デニムのように袖をロールアップする愉しみ(=余白)を楽しんでいただいたり。
質実剛健、削ぎ落して研ぎ澄まされたモノもカッコいいなと感じる一方、効率化が叫ばれる世の中で、徹底的に無駄を省くのではなく、無駄なものなんて実はなくて、今あるものを大切に使って楽しめる心の余裕も大事だな、とこのものつくりを通して感じました。
サブスクも良いけど、ゆっくりと。豆から挽いてコーヒーを淹れて、LPレコードに針を落として早送りせず、A、B面とも聴ける時間。自分でもなかなか持ててませんがお金より、そんな時間を持てることの方が、本当の意味での豊かさにつながるのでは。
と、少々脱線しましたが、メリヤスは、「靴下」を意味するスペイン語の「medias」やポルトガル語の「meias」が訛って出来たことばと言われています。その「medias」の半袖と言うことでスペイン語で半分を意味する「 medio(メディオ)」と名付けました。
この長くも短くもない(莫長短)な莫大小(メリヤス)のリアル半袖=五部袖TEEに袖を通していただき、この袖丈は無駄ではなかったな、愛でようかな、と半分壊れかけのメディオなオチに近づいておりますこと、薄々感じて頂けましたら幸いです。
※medio には生まれたままの無漂白、無染色、綿本来の色=生成のリサイクルコットンを使用しています。その為一度生地で洗いをかけておりますが生成のコットン特有の臭いが残っていることもあります。
これはお洗濯を繰り返す度に薄れていきます。また葉カスや綿ろうと言った元来のコットンの葉や茎、油脂分などに由来する夾雑物も染工場での精錬・漂白工程をしていない為生地の表面に残りますが、これも洗う度に落ちていきます。
丸胴で編んで、編み地を染め工場さんでソーピング+セットした生地で折り目部分が少し油分の移動(ないし少し長い期間生地を保管していた為も考えられます)で白い線状に見える箇所がある場合もございますが、お洗濯を繰り返すと他の部分の油分も薄れて目立たなくなります。1点ものをご自身で育てる感覚で愛でて頂けますと幸いです。
生産地 | genuine made in Japan |
---|---|
サイズ | medio kinari サイズ1(主に女性用) 肩幅 38 身幅 45(胸囲90) 袖丈 28.5 アームホール40 着丈(前身頃)67(cm) サイズ2(主に男性用) 肩幅 43 身幅 50(胸囲100) 袖丈 31.5 アームホール44 着丈(前身頃)72(cm) - medio BENGARA サイズ1(主に女性用) 肩幅 43 身幅 48(胸囲96) 袖丈 27 アームホール38 着丈(前身頃)55(cm) サイズ2(主に男性用) 肩幅 45 身幅 50(胸囲100) 袖丈 30 アームホール43.5 着丈(前身頃)59 (cm) - medio jiai サイズ1(主に女性用) 肩幅 43 身幅 48(胸囲96) 袖丈 27 アームホール38 着丈(前身頃)53(cm) サイズ2(主に男性用) 肩幅 45 身幅 50(胸囲100) 袖丈 30 アームホール43.5 着丈(前身頃)59 (cm) それぞれに個体差がございます。 |
素材 | (リサイクル)コットン100% |
注意事項 | きなりは洗濯すると縦方向に約3、4cm程度縮むことを踏まえて長い寸法で作っています。 bengaraとjiaiのお洗濯は最初の2、3回は単独で手洗いをお勧めしています。 |
染め直しも可能です。 ご希望の場合は、 saredo.watanowa@gmail.com へご連絡いただくか bengara → 古色の美 さん https://kosyokunobi.com/contact/ ji-ai→ Indigo Classic さん https://indigoclassic.studio.site/ へ直接、お問合わせください。 【ベンガラ染 古色の美 / 大阪】 ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。地球上に一番多く存在する「赤色」は酸化鉄といわれています。人類にとって身近な色であり、土から取れた古代色「ベンガラ」は大地の色であり日本の暮らしを彩る色です。 昔ながらの製法で作り上げる複雑で奥深い色合いに「いい色!」と喜んでいただけたら幸いです。 【藍染 Indigo Classic / 奈良 】 原料の蓼藍(たであい)の栽培、染料となる?(すくも)造り、染色、デザイン、自社製品の生産、本来分業制だった工程を全て一貫して行なっています。 染料は?(すくも)、木灰汁、ふすま、貝灰だけで発酵させる、「天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)」という日本の伝統技法で建てています。 天然の藍には、奥深く冴わたる発色と堅牢度が増すという特徴があります。また、使い込むほどにその色が持つ魅力を発揮します。 藍は非効率で不確定要素の多い染料です。 コントロール出来ない天然の色は多くの人を魅了する力があると信じて、今日もまた畑に出て、藍を育てています。 是非、天然の藍色をご堪能下さい。
saredo online shop / kinari saredo online shop / bengala saredo online shop / jiai